派遣社員の平均時給相場はバイトより高い?時給アップの背景も100人に調査

「派遣社員の時給は、実際のところいくらなのだろう?」と思うことはありませんか?本記事では、派遣社員の時給についてリサーチしました。

派遣社員として働く100人の方に実施したアンケート結果も紹介しますので、「派遣社員の時給の相場を知りたい」「これから派遣社員として働きたい」とお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

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派遣社員の平均時給は「1,628円」 

株式会社リクルートの調査機関である「ジョブズリサーチセンター」が2024年2月に発表した結果によると、三大都市(関東・東海・関西)における派遣社員の募集時点での平均時給は「1,628円」でした。

以下で、より詳しく解説していきます。

派遣社員の「地域」別の時給相場

派遣社員の「地域」別の時給相場

データ引用:2024年2月度 派遣スタッフ募集時平均時給調査【三大都市圏(関東・東海・関西)】|ジョブズリサーチセンター

三大都市(関東・東海・関西)における派遣社員の平均時給は、上記のとおりです。関東(1,723円)が最も高く、東海(1,461円)と関西(1,465円)はほぼ同じくらいの時給だとわかります。

派遣社員の「職種」別の時給相場

派遣社員の「職種」別の時給相場
データ引用:2024年2月度 派遣スタッフ募集時平均時給調査【三大都市圏(関東・東海・関西)】|ジョブズリサーチセンター

派遣社員の職種ごとの平均時給は、上記のとおりでした。最も時給が高かったのは、SE・プログラマーやCADオペレーターなどの「IT・技術系(2,208円)」です。

ほかにも、Web制作やWebデザイナーなどを含む「クリエイティブ系(1,882円)」も時給が高い傾向にあります。

派遣社員とパート・アルバイトの平均時給を比較

2024年2月度の「アルバイト・パート募集時平均時給調査」によると、アルバイト・パートの平均時給は「1,192円」でした。

同月の派遣社員の平均時給は「1,628円」のため、派遣社員とアルバイト・パートを比較すると、2024年2月時点では派遣社員の時給のほうが「436円」高いといえます。

なお、両者の平均時給の推移は以下のとおりです。

▼「派遣社員」の平均時給の推移

出典:2024年1月度 派遣スタッフ募集時平均時給調査【三大都市圏(関東・東海・関西)】|ジョブズリサーチセンター

▼「アルバイト・パート」の平均時給の推移

出典:2024年2月度 アルバイト・パート募集時平均時給調査【三大都市圏(首都圏・東海・関西)】|ジョブズリサーチセンター

過去3年間を比較すると、派遣社員とアルバイト・パートの時給は、ともに緩やかに上昇しています。ただどの時点でも、アルバイト・パートよりも派遣社員のほうが高いことが読み取れます。

【調査1】派遣社員の時給は実際どれくらい? 

弊社では、派遣社員の時給の実態を調べるため、国内で派遣社員として働く100人の方にアンケートを実施しました。

以下でその結果を紹介します。

Q.派遣社員の「地域」別の時給相場は?

Q.派遣社員の「地域」別の時給相場は?(北海道・東北・関東)
Q.派遣社員の「地域」別の時給相場は?(中部・近畿)
Q.派遣社員の「地域」別の時給相場は?(中国・四国・九州・沖縄)

地域別の時給相場は、時給1,500円以上の方が多い「関東」がほかの地域より高いことがわかりました。

一方で、全国の平均値は時給1,200円前後です。

Q.派遣社員の「職種」別の時給相場は?

Q.派遣社員の「職種」別の時給相場は?(オフィスワーク・事務・コールセンター)
Q.派遣社員の「職種」別の時給相場は?(営業・販売)
Q.派遣社員の「職種」別の時給相場は?(飲食・サービス系・教育)
Q.派遣社員の「職種」別の時給相場は?(工場・物流・医療・福祉系)

職種別の時給相場を見ると、時給2,000円以上と回答をした方が属している職種は、以下の3つでした。

  • オフィスワーク・事務系(IT系を含む)
  • サービス系・教育系
  • 医療・看護・福祉

また、全体的には「時給1,000円台〜1,500円台」がメインである印象です。

Q.派遣社員の「年代」別の時給相場は?

派遣社員の年代別の回答結果は、以下のとおりでした。

A.20代の時給相場

派遣社員の20代の時給相場

20代では「1,200円台〜1,500円台」に回答が集中しました。

A.30代の時給相場

派遣社員の30代の時給相場

30代では「1,100円台〜1,200円台」と「1,500円台」の2つに回答が集中しています。

A.40代の時給相場

派遣社員の40代の時給相場

40代になると、回答が多かったのは「1,000円台〜1,100円台」でした。1,100円台〜1,500円台に回答が集まった20代・30代と比較すると、時給がやや低い傾向にあります。

A.50代の時給相場

派遣社員の50代の時給相場

50代に入ると、「1,000円台〜1,200円台」に回答が集中しています。以上、弊社が実施したアンケート結果を紹介しました。

各年代の回答者数に偏りがあるため一概に言い切れないものの、傾向として「派遣社員の時給は、40代以上より20〜30代のほうがやや高めである」ことがわかりました。

【参考】性別ごとの時給相場

派遣社員の性別ごとの時給相場

上記のグラフのとおり、弊社が実施したアンケート調査においては、時給1,500円台と回答した男性が最も多い結果が出ました。

一方、時給2,600円以上と回答したのは女性であることから、高時給を目指す際は「性別に制限はない」といえます。

【調査2】派遣社員で時給がアップした人はどれくらい?

弊社で派遣社員の時給がアップした状況をアンケート調査したところ、「時給がアップした人は半数以上いる」という実態がわかりました。

では、以下で詳しく見ていきましょう。

Q.派遣社員の時給がアップした経験はある?

Q.派遣社員の時給がアップした経験はある?

上記のグラフのとおり、弊社が実施したアンケートでは、約60%の派遣社員の方が「時給がアップしたことがある」と回答しました。

Q.派遣社員の時給はどれくらいアップした?

Q.派遣社員の時給はどれくらいアップした?

時給がアップした方に「プラスされた金額」を尋ねたところ、大半の方が「+100円台」と回答しています。

Q.時給がアップしたきっかけは?

Q.時給がアップしたきっかけは?
  • 派遣元の会社(=登録している派遣会社)から提案があった:27人
  • 自分から派遣元の会社(=登録している派遣会社)へ交渉した:12人
  • 自分から派遣先の会社(=現場の会社)へ交渉した:12人
  • その他:2人(気が付いたら上がっていた。最低賃金が上がった)

上記のとおり、時給がアップしたきっかけは「派遣元から提案されたケース」と「自ら派遣元・派遣先へ交渉したケース」がメインである、とわかりました。

ただ、派遣元からの提案をじっと待つだけではなく、派遣社員から働きかける方法もあります。実際にどのような方法があるか、次項で見ていきましょう。

派遣社員が時給をアップさせる4つの方法

派遣社員が時給をアップさせるためにできる方法として、以下の4つがあります。

  1. 派遣会社に交渉する
  2. 時給の高い職種に転職する
  3. 時給の高い地域に引っ越す
  4. 派遣会社を変える

では、それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

方法1. 派遣会社に交渉する

登録している派遣会社へ交渉することで、時給が上がるケースがあります。実際に弊社が実施したアンケートでも、派遣元(=登録している派遣会社)との交渉の末に時給が上がった方が一定数いました。

ただし、交渉するには下記の3つの条件を満たしていることが必須です。

  1. 勤務状況に問題がない
  2. 1年以上、継続して勤務している
  3. 派遣先に貢献した実績がある

時給アップの交渉をする際は、派遣会社や派遣先から信頼を得たうえで「派遣先の売上アップに貢献した」「現場で信頼を得た結果、契約が更新された」など、実績を作ってから試みましょう。

派遣会社や派遣先の企業が納得できるので、より時給をアップしてもらいやすくなります。

【参考】派遣会社に交渉するタイミング

交渉のタイミングとしては、「契約更新の1ヵ月ほど前」がおすすめです。

時給アップにともない契約内容の変更が必要なケースがあるため、契約期間の途中で交渉しても対応が難しい可能性があるからです。

そこで、契約更新の1ヵ月ほど前から時給について相談しておくと、交渉だけでなく事務的な手続きもよりスムーズに進みます。

また、「派遣先での業務内容が変更になった」「新しく資格を取得した」などのタイミングで交渉するのも一手です。

環境の変化や自身のスキルアップは昇給の交渉材料になるため、すぐに時給アップするのは難しくても、次の契約更新のタイミングで上げてもらえる可能性があります。

方法2. 派遣先を時給が高い職種に変更する

派遣社員の時給は職種によって異なるので、自身の時給を上げたいのであれば「時給の高い職種」に転職するのもひとつの選択です。

具体的には、SE・プログラマーなどの「IT・技術系」や、Web制作やWebデザイナーなどの「クリエイティブ系」など専門的なスキルを求められる仕事などを指します。

もちろんスキルが簡単に身に付くわけではありませんが、独学で学んだり職業訓練校やスクールに通ったりするなど方法はいくつかあります。

「自分にはどのようなスキルが合っていそうか?」「どの方法なら身に付けられそうか?」などを考えて、スキルアップに取り組んでみましょう。

方法3. 時給の高い地域へ引っ越す

住む場所にこだわりがないのであれば、時給の高い地域に引っ越すことで、より高給の仕事に就ける可能性が高まります。

前述のとおり、三大都市(関東・東海・関西)のなかで最も時給が高いのは「関東」です。

データ引用:2024年2月度 派遣スタッフ募集時平均時給調査【三大都市圏(関東・東海・関西)】|ジョブズリサーチセンター

時給がアップすれば手取りも増えるため、「給料を増やしたい」という目的を果たせます。

ただし、関東圏ではその他の地域に比べて、家賃・生活用品などの物価が高めです。また現住所によっては、引っ越し費用が膨らむケースもあります。

希望どおりに時給が上がっても、諸々の出費が増えれば手元に残る金額が減る可能性があるため、引っ越しを検討する際には、収支のシミュレーションをおこなっておくのがおすすめです。

方法4. 派遣会社を変える

派遣会社に時給アップの交渉をしても承諾を得られなかった場合は、登録する派遣会社を変えることもひとつの選択です。

そもそも派遣社員の時給は、「派遣会社」と「派遣先の企業」との契約によって決まります。

つまり、同じ仕事でも契約内容によって派遣社員の時給に差が生じる可能性があるため、登録する派遣会社を変えるだけで時給がアップするというわけです。

また、派遣会社によって、昇給や福利厚生(インセンティブなど)の方針が異なります。そのため、「少しでも条件・待遇を変えたい」と考えているのであれば、派遣会社を変える選択を検討してみましょう。

派遣社員として働く魅力は時給のほかにもある

2024年2月時点における派遣社員の平均時給は「1,628円」です。アルバイト・パートの平均時給(1,192円)に比べて高い傾向にありますが、地域・職種などによって変動します。

少しでも希望に近い条件で働くためにも、より多くの求人情報を比較してみましょう。

ただ、派遣社員という働き方には、「自身のライフスタイルに合わせて、働き方を調整できる」など、金銭のほかの魅力があります。

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